空手トマト / Karate Tomate
デザイナー:ライナー・クニツィア(Reiner Knizia)
簡単ルール
- 5色で1-5のカードが5枚、師匠カード1枚が配られる。
- ラウンド開始でPL数3-7人に対して2/2/3/4/4/5/6/6枚の報酬カードが捲られる。
- 報酬カードを賭けて、手札の数字カードをせーので1枚ずつ出していく。
- そこで師匠を出したら降り。2枚補充か2枚すて4枚補充。師匠戻す。
- 2枚目以降は1枚目と同色縛り。
- 残ってる人が報酬カード数以下になったら終わり。
- 出したカードの数字の合計が高い人から報酬取ってく。
- 同点の場合は師匠カードに書いてる数字順。その後師匠カードの強さを逆になるように交換。
- トロフィーが勝利点。刃物がドボン避け(最下位全員ドボン)。トマトが手札補充。
- 12点を超えた人がラウンド終わりに終了と叫んだらゲームエンド。
初プレイ感想 6人
競りゲームと言えば競りゲームだけど
カラテトマトなんてアナーキーな名前を付けてるだけあって
競りに、競り回数と合計値の両方が絡んでるとこが曲者要素。
1が3枚なんて最弱そうなカードでも、5が2枚とかを蹴落とせるのである。
ただし相手がもう1枚でも1を持ってたり、他が降りすぎたら負けなのだ。
相手がもう1枚持ってるか持ってないか、
競りはまだ続くのか、その探り合いが楽しい。
負けるぐらいならすぐにでも師匠に泣きついて降りた方がいいのだ。
相手が前にあそこで降りたから赤色カードはあまり持ってないはずだ、とか
12点超えてるはずなのに終わらないから刃物持ってないのか、とか
今までの戦いを思い出せばどんどん読みの情報が増えてく。
パーティ感も緊張感もあり程よい。
そして明らかに空手でもなんでもないトマト科の野菜(ナスとか)たちが、
刃物を賭けて争っていく様はなんとも秀逸だ。
この刃物の重要さよ。
今回は6人でやったので
12点溜まったからエンド出来るな
刃物3個あるし他の5人誰かドボンしてるだろ
と思ったら全然ドボンしてた。ビリであった。
記憶力のなさがもの悲しき。
ニンジャ・タートルズ世代にはビビッと来る絵柄も含めとても楽しかった。