絶滅ダウト (マンモス) / MammuZ
デザイナー:ニコライ・ペガソフ(Nikolay Pegasov)
簡単ルール
- 2-9まである、数字の数=カード数のカードたちを配り切る。
- 人数によって取り除くカードあり。3-7人。
- 手札を出し切った人に勝ち。
- 「9が3枚です」みたいに伏せて出していく。スタート以外は数字は固定。出すのは1枚以上。
- 出したくないなとなったら、前の人にダウトして、1枚だけめくって嘘か判定。
- ダウト失敗した方が場のカード全部受け取り、成功者がスタートプレイヤー。
- 誰かがなくなったら手札数=マイナス点でラウンド終了。これを3R。
- 手札に一種カードが全部そろった瞬間に「絶滅」を宣言して全捨て。
- また、特殊効果の「恐竜カード」が5枚。ダウトで捲られた時に発動。
初プレイ感想
嘘を見破るゲーム、ではあるんだけれど
絶対に嘘だって分かっててもダウト出来ないバランスが魅力的。
なにせ8枚中3枚が嘘カードだったとしても当てられる確率が低いのだ。
嘘付くゲームなのに、嘘が主眼じゃなくて
読み合い駆け引きのゲームっていう
このねじくれたプレイ感がとにかく楽しい。
このゲーム、ダウトするのはデメリットばかりじゃなくて
成功時のスタートプレイヤーって大きなメリットがある。
たとえば、9が11枚とか馬鹿げたことを言い出しても、
ダウトに失敗さえさせれば一瞬で上がれるからだ。
好きな数字で初められると色んな戦法が取れる。
なのでダウトしたい、ダウトしたいんだけど
やはりリスクは莫大である。
そんなときは恐竜カードをぽん、と出してリスク回避してみたりしちゃうわけだ。
絶滅要素も楽しくて、あえてダウト失敗で手札を貯めて
絶滅で一気に手札を減らすなんてことも狙える。
こんなシンプルなゲームなのに色んな戦法がぐっと詰まって
しかも盛り上がるという、素晴らしいゲーム。
ちなみに僕はこの絶滅戦法をとって
手札を貯めに貯め
他と頭ひとつ抜けたマイナス点を叩き出し
当然のドベであった。
この通り、非常にオススメ戦法である。是非やって見て欲しい。