フィンカ / Finca
デザイナー:ラルフ・ツア・リンデ(Ralf zur Linde)
簡単ルール
- ぐるぐる回って資材獲得→資材揃えてタイル獲得するゲーム。2-4人。
- 12の資材マスをランダムに配置。コマを1人[7-プレイ人数]個配る。
- [人数*2]だけロバチップを用意。10エリアに得点タイルを4枚ずつ、完了タイルを1枚ずつ配置。
- 開始プレイヤーから順番に自コマを1つずつ資材マスに配置して、そこの資材を1個得る。準備完了。
- 行動A:自コマを時計回りに移動させて、移動先の資材をゲット。
- 「移動数と獲得資材個数」は、「そのマスにいるコマの数」
- 十分な資材がなければ、皆がその資材を全部返す。で改めて貰う。
- 3時と9時の境界線超えたらロバチップ1枚。
- 行動B:ロバチップ1枚と資材を払って好きなタイルを買う。
- ターンに合計6個まで資材を払え、好きなだけタイルを買える。
- 「?」タイルは好きな1種類の資材をその個数消費。
- タイルの山が付きたら「そのエリアの完了タイルに書かれた果物を」「獲得タイルの中に最も多く書かれていたプレイヤー」が完了タイルを獲得。同数でなかったことに。
- 行動C:4種類の一回限りのアクションを行う。
- 「行動Aを2回」「自コマを好きなとこにワープさせる行動A」「10個までの資材を売れる」「必要数1以外のタイルを資材1個少なく買える」
- ボーナス:必要資材数1-6のタイルを全て集めた人から順に7,6,5,4点獲得。
- ゲーム終了:[人数+2]エリアのタイルの山が尽きたら終わり。
- 使用してない一回限りアクション1つにつき2点もらって得点計算。
3人プレイ感想
ただ資材をいっぱい集めればいいわけではなく
6個集めてボーナスは確実に欲しいし
次はどの山が尽きるか考えて
マジョリティ争いのことも見越さなきゃいけなかったり
初プレイではボーナスもマジョリティも上手く取れず
1位は遠かった。
そんな思惑が交錯する場では
誰かが1歩動くたびに場が一変する。
自分が動ける数、マスの獲得数が、
ただみんな自分勝手に動いてくだけなのに
出来ることやりたいことが
めまぐるしく変わっていく。
これがすごい面白いんだ。
そしてじりじりするゲームだ。
色んな展開でコマが1マスに溜まって行けば
3個4個獲得することもあるはずなのだけど
ない。何故かほとんどない。
つぶし合いである。
そんなチャンスは絶対に渡さんと言う熱い思いを感じるゲームでもある。
そんなつぶし合いの隙間を付いて
マジョリティ要素、ボーナス要素を使って
上手く抜け出したい。次こそは。
何とも、もっかいやりたいが
ふつふつと湧き出すゲームである。