ガンジスの藩王 / Rajas of the Ganges
デザイナー:インカ・ブラント(Inka Brand)マルクス・ブラント(Markus Brand)
ルールまとめ
- ワーカー3人と4色サイコロ1個ずつ持って始まるワーカープレイスメント。2-4人。
- アクションマス種類:
- それぞれの色のサイコロが1個増えるマスが8つ。
- 1-3のサイコロを消費してすごろく状に船を進めて到達地のもの貰うのが4マス。移動力は余してもいい。前に他の船がいると飛び越す。全30マスで2/3進むとワーカー増える。
- 1-6のダイスを消費する特殊マスが6つ。1はスタートプレイヤーと勝利点2。2は好きなダイス2つとランダムボーナス。3はカルマ2と好きなダイス1つ。4は4種の宮殿発動時の獲得VPを2→3→4と増やせる。5は置いた道を場のタイルで1つで上書き、差分をそのタイル色のダイスで払う。6は船を6個すすめる。
- カルマは1消費で持ちダイスを1つ裏返せるやつ。最大3。持ちカルマによって報酬量変わる船アクションあり。
- 自ボードに道タイル配置するマスが6つ。コストある4色のタイルを対応色ダイス好きなだけ使って払う。おつりなし。道は1辺は繋げなきゃ駄目。ボード端に道繋がった時の到達ボーナス色々あり。タイルには、宮殿と3種の商品が書かれ、配置時にタイルに書かれた対応宮殿のVPと、商品のお金もらう。
- タイルは4色*3種類の12種類。シャッフルして12山作り1番上だけ買う用にオープン。
- 商品によってお金もらえるマスが5つ。ボードにあるのが持ち商品。3種の1番高いの1つずつ売れてダイス消費なしマスが2つ(少人数は1つ)。3色の商品を消費ダイス分だけ売れるマスが3マス。
- 特殊マス取らなきゃ、スタートプレイヤーは右隣へ。船マスとタイルマスは後で使うほど高額なお金かかる。
- 誰かがVP*2+お金が100行ったら終わり(ボード上で交差)、スタートプレイヤー手前までやって終わり。
- お金、VPは進むとボーナス貰えることあり(往復しても1回)。お金が22、VPが15行ったらそれぞれワーカー増える。
- ワーカーは最大5体。
初プレイ感想
ルールを読んで、もしかしてこれは面白いんじゃないか?
と訝しがりながら遊びに行ってみたがやはり超面白い。
最初の狙いとして、お金でワーカー増やそうと、商品を狙ってたのだが
4人プレイでは狙いはそう上手くはいかない。
ああせっかくあの色のダイス増やしたのに!と購入計画してたタイルが買われていく。
予定変更、船進めてなんとかしようと思うも
先に商品そろえた人に商品マスでバンバン稼がれてしまった。
このあっちこっちに色んな盤面がちらかる感じがたまらない。
ひとつに集中すれば別の所が上手くない。
しかもこれはダイスゲームでもあるのだ。
ダイスの出目によって行動が制限されるのもいい。
カルマである程度の操作は出来るが、できれば使いたくはない。
配られたダイスだけでなにか良い行動ないか、ボードを血眼になって見回すも
そんな最強無敵なアクションはそうそうない。
しかしなんとかするしかないのである。
そして若干の乗り切った感が出せた時なんかは、最高だ。
低い目高い目それぞれに役割があって、
自分の持ちダイスが愛らしくなってくる。
とにかくダイスを愛したい人にはオススメだ。
ただ、そうはいってもあまり偏ると
初めての人には難しかったりする。
やはりそこはダイスゲームである。
先に商品タイルを集められてお金で走った人に逃げ切られた。
あっちのアクションしてれば、が積み重なる。
この沸き立つリプレイ欲は重ゲーならでは。
是非またやりたい。