イスタンブール / Istanbul
デザイナー:リュディガー・ドーン(Rüdiger Dorn)
簡単ルール
- 4*4に並んだ16枚のカード上を、1ターンに1歩か2歩移動してそこのアクション実行していく。2-5人。
- 初期2G。スタートプレイヤーから遠いほど1Gずつ増える。
- アクション場所に部下トークン(初期4)置く。既にあったら回収。どちらも出来なければアクション不可。他の商人がいるとこでアクションするには2G/人数を払う。
- それぞれのマスの効果:
- 1→7Gで商品の最大数を1つずつ増やす。初期2最大7。全埋でルビー。
- 2,3,4→最大数まで赤緑黄商品をもらう。
- 5→4つの何かを貰う。発動する度変化する。
- 6→ボーナスカードを2枚引き何か1枚捨てる(ボーナスカードは初期で1枚)。
- 7→部下トークン回収。部下トークン所持してなくても可。他商人いてもスルー。
- 8→赤緑黄どれか1つと青商品を2D6で1-3個もらえる。
- 9→ギャンブル。2D6が言った数以上なら言った数Gもらえ、でなければ2Gもらう。
- 10,11→示された商品を5個まで売れる。売るほどGもらえる。売ったら今の底に入れて新しいのに。
- 12→ここにある自大コマを好きなアクションに派遣、他商人などと遭遇なし。大コマと同じマスに来た他商人は2Gかボーナスカード1枚貰い、大コマここに戻ってくる。
- 13→商品とルビー交換。交換するほど必要商品高くなる。
- 14/15→商品と交換で常時発動特殊効果。全4種。重複不可。後の人ほど必要商品増。2種両方でルビー。
- 16→ルビー購入。購入するほど高くなる。
- 紫コマと黒コマはお助けコマ。2D6で初期場所と遭遇してお助け発動後の移動先決める。
- 紫→ボーナスカード1枚捨てor2Gでボーナスカード1枚引く。
- 黒→2Gか商品1つ払うと好きな商品1つゲット。
- 5ルビー揃ったらスタートプレイヤー手前までやって終わり。ルビー数勝負。
感想
難しい。
何が難しいって
みんなわっさー動き回る上に
行きたいアクションは被ってくるところだ。
次行く予定だったマスに先に入られてしまう。
ここで2リラ相手に払ってたりなんかすると勝ちから遠ざかるのだが
さらに難しいのは2マスまでしか移動できないところである。
じゃあ、2マス以内で何か意味ある行動できて
その人が退いた後すぐそこに入れるマスに行こうとする。
そんな都合のいいマスはないのだ。
泣く泣く2リラ払うしかなかったりする。
いやなんだったら4リラ払うしかないこともある。
血と汗の染み込んだ大事な4リラをだ。
思わずひえぇと声が漏れる。
さらに、自商人を強化するとアクション毎のもうけが増える反面
購入が早いものほど得をするシステム。
一体どうしていいのか頭が白くなってくる。
じっくり強化して大富豪になってから
高くなったアイテムをお大臣アタックしてくか。
細かく稼いですぐ買っていくか。
正解なんてない。
なにせ周りの動き次第である。
意地が悪い。
このゲームを作った人は意地が悪い。
それが褒め言葉になる、なんとも素晴らしいゲームである。