ボッドゲム | ボードゲームメモ

アナログゲームの紹介。ルールメモ。せっかく人に教えてもらったゲームとか忘れがちなので。リンク引用全てご自由に。

クトゥルフキッチン ~冒涜的な宴~ / Cthlulhu Kitchen -boutoku teki na utage-

狂気のお料理バトル クトゥルフキッチン

デザイナー:シュールストレミング(Shūrusutoremingu)橋本淳史(Hashimoto Atsusi)
簡単ルール

  • 狂気的なフルコースを作る料理ゲーム。2-5人。
  • 場に「オードブル」「スープ」「メイン」「デザート」カードが2枚ずつ並ぶ。
  • ダイスを1つを持ちダイス(5個まで)に足して、選んだカードに好きなだけダイス振ってを達成すると獲得。
  • カードは赤:中華、青:和食、黄:洋食の3種類で、適合色のダイスの目に+1。
  • カードに書かれた勝利点をすぐ得る。獲得成功したダイスは場に戻す。
  • 獲得したらカード右下の価だけボーナスカードを引ける。もしくは引かない
  • 挑戦せずにダイス2つを持ちダイスに足すってアクションもあり。
  • ボーナスカードには装備カード3種類と、狂気カードがある。
  • 狂気カードはダイス1つもらえる効果+次の自分の番まで罰ゲーム(ゾンビの真似するetc)
  • 狂気カードが4枚貯まる毎に、手番初めに呪文カード引いて指示に従う。
  • 6ラウンドやって、獲得した4種類の料理カードから1枚ずつと、そのカードに付ける装備カードを選んで得点計算。
  • カード1枚に種類の違う装備カードを3枚まで付けられる。0点料理初期持ち。
  • それぞれの料理で1位~5位まで順位に応じた得点(人数による)。
  • ボーナスカード枚数でタイブレーク。それでも同数ならその順位の貰えるが、その下の人の順位は人数分下がる。
  • さらに、全部色合わせたボーナス2点と、3色まで色合わせたボーナス1点、4種全部獲得ボーナス2点を入れて最終得点。


初プレイ感想。4人プレイ。

狂気カードが強烈。
他の人がいきなり、わかめみたいに揺れだしたり、狂ったように犬の鳴き真似始めたりする。
そんな人達に両隣を挟まれたりするのだ。
この感情は恐怖である。
そして、目的を達成するたびにその狂気カードを自分も引いてしまう、重なる恐怖。
引いてしまえば自分も精一杯で狂うしかない。それがルールなのだ。
まさにホラーゲームである!
あるいはパーティーゲーム

 

ゲームに勝つためにはいっぱいボーナスカード引いて狂気カードも集めたい。
ダイス+1は非常に美味しい。
しかしそのためには何か得体の知れない物になり切らされる。
この完全に対立したメリットとデメリットの構造。
非常に強い戦略性がしっかりと織り込まれてる。
ただのパーティーゲームではないのだ。

 

実際、得点方式の色揃えや、それぞれの順位で入ってくる点。
ダイスゲームなのでダイスの機嫌次第ではあるが
結構考えるところもある。
グロテスクであれやこれやな料理は、クトゥルフ好きにはもちろん
ある程度可愛く書かれてるしゲームとしてとても楽しいので
それ以外の人にも良いゲーム。

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