ワンス・アポン・ア・タイム / Once Upon a Time: The Storytelling Card Game
デザイナー:リチャード・ランバート(Richard Lambert)アンドリュー・リルストーン(Andrew Rilstone)ジェームズ・ワリス(James Wallis)
簡単ルール
- 「王」「山」「戻ってきた」など手札を1枚ずつ使って物語を作る。2-10人。
- 2/3/4/5/6↑人で10/8/7/6/5枚の手札を配り、結末カードも1枚ずつ。
- ターンで1枚ずつ出してカード内容に沿った物語を続けてく。
- カードとカードの間は自由タイム。好きに語って良い。
- 手札0枚になったら最後の結末カードに繋げて勝利。
- 途中でパスも可能で手札1枚捨て1枚引く。5秒以上(適当)つまったり、他の人は多数決で却下されたらパス扱い。
- 結末カード却下されたら結末カード新しいのに。
- 他の人は、ターン者の物語の途中に割り込んで自分のターンにできる。
- 割り込み方1:相手の物語に自分の手札のカードに近いのが出たらそのカード使って物語を続ける。(多数決却下あり)
- 割り込み方2:出たカードと同じマークの「割り込みカード」があれば割り込みカード捨てて。
- 割り込みカードは普通の物語カードとしても使える。
- 拡張ルール:「結末カード2枚。最後にどっちか選べる」「パスの時、手札の代わりに結末カードを交換できる」「1番使いきれなかった人が次の開始プレイヤー」
5人プレイ感想
みんなで協力して物語をつなげるゲームである。
が、みなの結末カードが全く違うので
自分の結末に自分の結末に、と物語を進めてくものだから
とにかくあっちこっちにとっちらかる。
ただカードを出してるだけで
自動的にもう誰にも制御できない化け物のような超大作になっていく。
ここからどう結末につなげるんだ。
となってからが本当に面白いゲーム。
どうみても主人公キャラが
そのあと30枚ぐらいまったく出てこなかったり。
友達だったはずの料理人が
狼男になったり退治されたり。
全然関係ないとこで出たキャラが母娘ってことになったり。
これが真面目にプレイしててなんかこうなっちゃうのだ。
そしてゲームとしてみても、とてもよく出来てる。
カードとカードの間の物語を語りすぎると、他の人に割り込まれちゃうし
つめすぎると物語に無理が生じて却下される。
バランスもいい。
ひたすらモイッカイモイッカイになっちゃうゲーム。
友達集めてやってみるとよろし。