ボッドゲム | ボードゲームメモ

アナログゲームの紹介。ルールメモ。せっかく人に教えてもらったゲームとか忘れがちなので。リンク引用全てご自由に。

CMYK

リアルタイム奪い合いパズル CMYK

デザイナー:ダニエル・ソリス(Daniel Solis)

簡単ルール

  • 三角タイルを並べて得点化していく。2-5人。
  • 12枚のタイルを詰み1山。2-3/4-5人で5/7山作る。
  • 個人目標を1枚配り、全体目標を1枚オープン。
  • 山の上から左の人に渡す最初の1枚のタイルを取って準備完了
  • リアルタイムで山の上のタイルを取り合い、自分のタイルに付けてく
  • 辺の色・図形両方が合ってないとくっつけられない。くっつけられない時は同じ山に戻す。
  • オールマイティな黒タイルが2枚あり、これを誰かが取るたびに一時ストップして全体目標が1枚増える。
  • タイル山が尽きたら終わり。
  • まずは[六角形1つ完成で5点]が入る(※重複数えOK)
  • その後[個人目標]+[全体目標]-[黒タイル1枚マイナス3点]を足して1位に2点、2位に1点で3ラウンド。

4人プレイ感想

他のタイル配置ゲームと違って、三角なのが特殊で

ここが本当にマジで苦しい。

なに置けばおくほど閉じる方向に狭まってく。

六角形のラストピースは2箇所が合ってるタイルしか置けないのだ。

合致するタイルがもう取られてても絶望、山の底にあっても絶望と

色んな絶望が味わえるゲームである。

ファーストラウンドは最後のピースがしっかりはまらず

全然六角形出来ずにビリであった。

 

これはただ無目的に置くだけじゃなく、最後のピースまでの

道筋をしっかり思い描かなきゃいけないゲームである。

思考の沼にはまるゲームである。

そしてそれが、リアルタイムなのだ。

もたもたしてると大事に取っておいたタイルが取られてしまう。

非情である。非常に楽しい。

 

セカウンドラウンドでは、

ならばとマイナス点だがオールマイティな黒タイルを

全部かっさらう作戦。

これがハマった。

3辺オールマイティなのが大きい。

上手く六角形を3つ完成させ1位。

 

ファイナルラウンドは

全体目標が「六角形完成でマイナス2点」というえげつないカード。

さらに、最後の全体目標が「3辺囲まれた空白地帯で4ポイント」という超特殊カード。

3点になっても地道に六角形完成させる作戦だったので

最後3枚目の空白目標をいまさら間に合うかよ、と無視していたら

見事に空白3つ完成させたプレイヤーの勝利。

リアルタイム性の上に臨機応変さも求められる

人間力の試されるゲームである。

楽しい、楽しいぞ。

bodoge.hoobby.net