オバケやしきのすうじのアクマ / Demons of Numbers
デザイナー:シュテフェン・ベンドルフ(Steffen Benndorf) 、326
簡単ルール
- 1-6人。手札を使い切る協力ゲーム。
- 1から大きい順に重ねていく山2つと、100から小さい順に重ねる山2つ。
- 手札枚数固定。1/2/3~人で8/7/6枚。カードは1-100まで。
- 順番に手札から2枚以上出して重ね、出せなかった人は脱落。
- 山札なくなってたら1枚以上。
- ただし持ってる数字を言っちゃだめ。
- 全員手札出し切れたら勝利。山札まで使い切れたら完全勝利。
- ちょうど10離れた数字は小さい/大きい順無視して出せる。
- 「リバース」「スキップ」「ショット(次の人指定)」「ドロー2」「サイレント(上に何か重ねるまで会話禁止)」「死の宣言(次の人が上に重ねられないと敗北)」の五種の特殊カードがあり、死の宣告以外は続けて出せない。=2枚以上出す縛りを無視出来る。
初プレイ感想。4人
相談できない。
ふんわりとしたことしか言えない。
そういうルールなのだ。
ちらちらお互いの目を見つめて
心を読み合うしかないのだ。
2枚以上好きなだけ出せるルールがなにげにすごい。
10戻し込みでいっきに1人で3、4枚出せるコンボが決まったりもする。
しかし出せるからってただボーッとカードを出してると
このコンボを下手に潰してしまう。
これを手札から出していいのか、出さざるべきか。
悩む。非常に悩む。
なのでやはりチラチラ目を見つめてお互い
お伺いを立てるしかないのだ。
ここが超楽しい。
特殊効果カードも良い!
特に死の宣告をどうさばいていくか。
「ここ(の山)に、あれ(あれ)していい?」と次の人にぼやっと聞いて
えいやっと死の宣告を出す
これを上手く乗り切れた時の連帯感たるや最高である。
これが協力ゲームなのだ!
「ザ・ゲーム」のリメイク作品で、こういった特殊効果が追加されているのが今作。
これは大成功リメイクではないだろうか。
原典主義者は特殊効果なしでプレイ出来るし、
絵もかわいいミツル(326)になってるし、言うことない系ゲーム。