スリーマジック / Three Magic
「カラハンタ」にテストプレイ用として寄贈されていたのをプレイさせてもらった作品。
作者:塚原 慧(Kei Tsukahara)
山札から引いたり、人の捨て札で3枚1セット×3の役を作って上がりを目指すゲーム。
3人麻雀に似てるなと思いながらルールを読むと、初期点数が270点なところで笑う。
手札順を入れ替えられない不自由さは麻雀に慣れた人も新鮮。
鳴く(人の捨て札をもらう)と手札順の縛りを無視できるのですごい有利。
ただ鳴くのに場に払わなきゃいけない点数が高額で、次に上がった人が場の点数をもらえるのだけど、鳴いてあがっても場の点数はもらえない。
鳴きのメリット・デメリット両面がバカでかいのが、手軽な鳴きが主流の戦法になっている麻雀へのアンチテーゼを(勝手に)感じて好き!
属性の概念がファンタジーっぽくて良いし、それだけじゃなくて1位の弱点属性で1位の点数削ろうって戦略たてられるのも面白い!
点数が積まれる場が2箇所あるのも、毎ラウンド狙い所が変わっていいですよこれ。
カードの組み合わせによる役が3種類で、役は最大点数になるひとつだけ有効になるのも分かりやすくなっててとっつきやすい。
何回もやりたくなるゲーム。
カードスタンドの必要性がかなり高いので、持ってない人は、こういうコピー用紙で作れるカードスタンドとか用意するといいですね。
【簡単】ゲーム用カードスタンドの作り方【折り紙】 - Togetter
画像のは厚手のクラフトペーパーで作って使いやすくしたやつ。